卒業以来、初めて体育科セミナーへ参加しましたが、先生方や先輩方の懐かしいお顔を拝見して、卒業して約20年の歳月が経ったことに改めて驚きを感じました。
今回は、今も親しくしている同期の奥山真紀(旧姓門田)と一緒に愛媛から参加したのですが、道中ではたくさんお喋りをし、美味しいものを食べ、セミナー翌朝は西条酒蔵通りの散策、帰りには尾道の千光寺公園へ寄り道と、とても楽しく懐かしい母校への1泊2日の旅と体育科セミナーでした。
私は現在、地元愛媛の西予(せいよ)市教育委員会文化体育振興課に嘱託職員として勤務しています。今回、河野先生と為末さんの師弟講演でもでてきましたが、「総合型地域スポーツクラブ」を当市内3クラブを担当し、スポーツ振興や健康づくり・スポーツを通した地域づくり、そしてそれによる地域の課題解決に向けて取り組んでいます。学生時代・実業団時代・教育現場時代、そして現在と色々な立場でスポーツ・体育に関わることができ、とても有難く思っています。学生時代に学んだこと、そして競技を通して学んだことを誇りに、厳しい環境や試行錯誤の日々ですが、多少の苦労は笑いとばす明るさと、負けん気と忍耐力を持ち続け、生まれ育ったこの故郷で何か役にたてるよう、もうひと頑張りしたいと思います。そして、いづれまた外にも出たいなぁとも思っています。
2017年は愛媛県にて「愛顔(えがお)つなぐ愛媛国体」が開催されます。愛媛国体へ大勢のみなさんのお越しと、そしてまた広大体育科セミナーへ参加する日を楽しみにしています。
松山市の中学校に勤務していますが、現在は育休を取り2才と4才の子育てに奮闘する毎日を送っています。
友人に誘われ、二人の子どもを預けて20年ぶりの西条へ羽を伸ばしに(⁉)やって来ました。かつて過ごした町の風景の変わりように驚き、大学へと向かうバスの中からわくわくが止まりませんでした。
懐かしい講義室の席に座り、為末大さんと河野裕二先生のおもしろ師弟対談を夢中で聞きました。中学校の部活動では、経験した競技を任されるとは限りません。私自身も水泳、ソフトテニス、陸上競技、バスケットボール部の顧問となりました。生徒と一緒に泳いだり走ったり打ちあったり…。やれることは体当たりでやってきたように思います。分からないことは専門の先生に教わりにも行きました。 その中で、スポーツをすることで自分が変わり、人との出会いが生まれさらに新しい自分に出会うというスポーツの素晴らしさを再認識できたように思います。
懇親会では、恩師の先生方、先輩方、同期生、後輩に再会したとたん当時のことが鮮やかに思い出され、会話もはずみ本当によく笑い、楽しいひとときを過ごすことができました。肩を抱き、輪になって「広島高師山男の歌」を歌った時の妙な一体感…。藤賀克昭さん(87歳!)の広島大学一期生の誇りを持ち、日体大出身の先生方に負けじと道を拓かれた話に感動…。このような形で学び舎を共にした方々とつながり、刺激を受け、自分も成長したいと思いました。
最後になりましたが、この会をお世話にしてくださったことに感謝し、私を引っ張り出してくれた友人にもお礼を言いたいです。